仕事観。私が誰かに何かをする時に、大切にしたいこと。仕事の学校は、対話を通じて1人ひとりの仕事観を吟味していく時間と場です。

中高生クラス

2008/08/07

仕事の学校4日目

仕事体験2日目の朝。

8月5日の仕事体験初日の時よりは、表情に少し余裕が見られます。

やはり全く知らない場所へ、地図を頼りに公共交通機関を使って行くというのは、

緊張するものなのでしょう。1度往復しているだけに、今日はスタッフも安心して見送りました。

(日本公文教育研究会町田事務局~徹底的にジョブシャドウ)

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(アイワ広告~スタッフにまったく気がつかない2人。真剣に制作しています)

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(横浜ららぽーとオペレーションセンター~1周約400mのショッピングモールの運営の仕事を体験)

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(東京小町横浜ららぽーと店~どうやったらその商品がきれいに見えるか考えながら陳列)

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(新横浜プリンスホテル~自分達が宿泊しているホテルでの仕事体験も貴重な経験)

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(ポンパドウル~難しかったあんパンづくり。味は最高でした)

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仕事体験終了後は、「ワールドカフェ」という方法で体験を深めていきます。

このワールドカフェも、talk and listen と同じように仕事の学校期間中に参加者は、

何度も経験しています。この日のワールドカフェは、2回の仕事体験で観察・体験したことが

刺激になったのか、沈黙する場面がなく、それぞれの思いを重ね合わせ、

関係づける場面が多く見られました。

 

(ワールドカフェで仕事体験を深める)

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(あるテーブルのワールドカフェ後の模造紙)

 

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最後に「私が仕事をするときに大切にしたいこと、大事にしたいこと」を

各自で下のポイントを意識しながらスケッチブックに書きました。

  ・どうしてそれを大切、大事にしたいのか?

  ・どんなふうに大切、大事にしたいのか?

  ・それを大切、大事にすると、どうなるのか?

  ・それを大切、大事にしないと、どうなってしまうのか?

1日目から、「仕事と自分に近づく」をテーマに考え、話し、聴き、書き、

そして2回の仕事体験をした参加者達は、将来、何の仕事をするのかはわからないけど、

どんな仕事をする時にでも大切にしたいこと、大事にしたいことを、

ぼんやりと感じはじめているようでした。

 

(「私が仕事をするときに大切にしたいこと、大事にしたいこと」を書く)

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終了後、「今日は時間が足りなかった...」という声も聞こえましたが、

すべてのプログラムが終了したのは22時30分...。

仕事体験で疲れているはずなのに、どの参加者の表情も熱を帯びていました。

仕事の学校の体温が上がってきている、そんな感じがしました。 

 (本城慎之介)

 

 

 

 

2008/08/06

仕事の学校3日目

折り返し地点、3日目が終わりました。


今日のプログラムも話し、聴き、書きました。

まずは9時15分から、仕事体験で「仕事の先にある人の存在を感じた場面」について、もう一度各自で書いてみました。それを元にtalk & listen (4人1組になり、7分間1人で話し、その後、7分間3人からのフィードバックを受ける)を行いました。

このtalk & listen は初日も実施しましたが、「話す」も「聴く」もぐっと身が入っているように見えます。

 (昨晩書いたものをもう一度眺める)

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(仕事の先にある人の存在を感じた場面をひたすら書く)

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(talk and listen を大人がやってみせる)

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(talk and listen)

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昼前からは9人のスタッフが3分間プレゼンテーションをし、参加者は午後に3時間一緒に過ごしたい大人を選ぶということをやりました。参加者も真剣ですが、それ以上に大人も真剣。

午後は、自分が選んだ大人とじっくり時間を過ごしました。1対1でじっくり過ごしたり、複数で話しを聴いたり、過ごし方も様々でした。親や先生以外の大人とこれだけじっくり向き合うことも、なかなかない貴重な経験だったことでしょう。

(大人の真剣な3分間プレゼン)

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 (たっぷり3時間、じっくり大人と過ごす)

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夕方には急遽、スペシャルゲストが登場。

去年の仕事の学校の参加者が4名、来てくれました。

突然「あなたにとって仕事の学校はどのような場だったのか。それがどのように今の自分に影響しているのか。」というテーマで7分間ずつスピーチをしてもらいましたが、堂々とした雰囲気に1年間の彼ら彼女らの成長を感じました。

(去年の仕事の学校参加者4名)

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さて、仕事の学校では、参加者とスタッフ1人ひとりが1冊のスケッチブックを持っています。

プログラムの中で、今自分が感じていること、思っていることを書くことがある場合は、このスケッチブックにどんどん書きます。

スケッチブックは回収したり、スタッフが見たりすることもありません。

自分自身のために自分が書く、それだけです。

 

仕事の学校では「書く」ことをこのように伝えています。

 1.うまく書けなくていい。他の人が読んでわからなくてもいい。自分だけがわかればいい。
 2.頭や心に浮かんだことを、素直にそのまま書いてみる。文章じゃなくていい。単語でいい。
 3.真ん中に書いてみる。関係するものを書いてみる。また関係するものを書いてみる。繋げてみる。

 3日目になり、少しずつ書くことにも慣れてきたようです。

 

明日は2日目の仕事体験。1日目に観察・体験したことをさらに深めてくることでしょう。

 どんなところに、どんな時に「仕事の先にある人の存在」を感じるのか、楽しみです。

  (本城慎之介)

 

 

 (あるスタッフのスケッチブック)

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2008/08/05

仕事の学校2日目

いよいよ仕事体験。

一番早いチームはホテルを7時30分に出発しました。

17時頃までそれぞれの仕事体験先で、観察と体験です。

今回お世話になる会社は、こちらの仕事体験先です。

2人1組で仕事体験をしますが、今日と明後日(7日)の2回同じ仕事体験先に行きます。

 

仕事体験を終えてホテルに戻ってきた時の表情は、さすがに疲れていましたが、充実感もみなぎってました。

 

夜は、19時30分から22時10分まで、仕事体験1日目を振り返りました。まずは各仕事体験先ごとに、

  1. 他の体験先に伝えたいこと
  2. 他の体験先に聞いてみたいこと
  3. 「仕事の先にある人の存在」を感じた場面や言葉、モノ、音、におい、手触り等

を考え、それを他の体験先と共有していきました。

特に、「仕事の先にある人の存在」を、なぜそう感じたのか、どんな人の存在を感じたのか、その人の存在をどう思っているのか、そのことをあなたをどう思っているのか、を深めて行きました。

 

仕事の学校の仕事体験では、「仕事の先にある人の存在を観察・体験する」と位置づけています。

2回の仕事体験で、1人ひとりが「仕事の先にある人の存在」を感じる体験をしてほしいと思っています。

 (本城慎之介)

 

 

(日本公文教育研究会)

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(プラムネット)

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(みかんぐみ)

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(紳士服のコナカ)

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(K2インターナショナル)

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(ネパリバザーロ)

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(仕事体験1日目の振り返り)

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2008/08/04

仕事の学校1日目

22人の参加者。

当たり前のことかもしれませんが、集合時間の10時には全員がそろっていました。

ちょっと感動しました。

 

いよいよ「仕事と自分に近づく」仕事の学校のスタートです。

 

今日はかなり盛りだくさんのプログラム。

とにかくたくさん話し、聴き、書きました。

これが5泊6日続きます。

「教えられない」ということに慣れていないのか、じーっと考え込む場面が多かったですが、頭の中はぐるぐる動いている様子が伺えました。少しずつ少しずつそれぞれのペースで仕事と自分に近づいていっています。

 

ちなみに今日のプログラムは...

10時30分~10時45分 オリエンテーション

10時45分~12時15分 どんな経験をしたいですか?何を学びたいですか?

13時15分~14時45分 仕事の学校はこんな学校

14時55分~15時25分 仕事体験1日目に向けて

15時25分~15時55分 「書く」練習

16時05分~17時45分 どんな○○○になりたいですか(1)

20時00分~20時40分 どんな○○○になりたいですか(2)

20時40分~21時15分 22人で一日を振り返る

21時15分~21時30分 1人で一日を振り返る

 

本当にびっちりでした。

初対面の人と過ごす1日。疲れたと思います。今日はゆっくりと眠れることでしょう。

 (本城慎之介)

 

 

(写真)どんな経験をしたいですか?何を学びたいですか?

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(写真)仕事の学校はこんな学校

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(写真)「話す」と「聴く」

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(写真)どんな○○○になりたいですか? 1人ひとりが書く。

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(写真)自分が話したことをテープレコーダーで録音し、それを聴き、さらに書く。

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2008/08/03

いよいよ明日から仕事の学校

明日から、5泊6日の仕事の学校が始まります。

今日は最後のスタッフミーティング。

 

人数分のテープレコーダー(何に使うかはお楽しみ)の動作確認や、しおり・タイムテーブルのチェック。

まだ見ぬ参加者の皆さんの顔を思い浮かべながら、一つひとつ準備をしました。

 

準備が終わると、実際に参加者が行うプログラムの一部をスタッフで行い、一足早く仕事の学校を体験してみました。

 

では、明日の朝、お会いしましょう。

 

参加者の皆さんのしおりを最終確認中

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会場設営

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5泊6日の流れを確認中

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実際のプログラムをスタッフでもやっています

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