参加者の声
Q) 印象に残っていることや、6日間どう感じたかを教えてください
- 仕事の学校に参加して感じたり知ったことは、どれも自分にとって驚くことばかりで絞りたくない。他人と、自分や仕事についてこんなに真剣に語れることはなかったので、その意味で、漠然と色々な人の仕事観とか自分観を聴いた時のことがそれぞれ印象に残っている。
- 2回目の仕事体験が終了した4日目の夜のワールドカフェで、それぞれ色々な意見や考えを発言したのがすごく印象に残っている。休まず、ずっと話していて、あの場面で自分ってこんな考えもってるんだなあって感じでちょっと自分に近づいた気がした。
- とにかく色んな人の話とか、特に表情。仕事体験先に行っても思ったが、どんな所にも人が居て、一時も止まることなく、みんなくるくる顔が変わる。とにかくどこに居ても行ってもあきるなんて時がなかった。
- 出会った人がみんないい人だったこと。黙っててもOKだったこと。でも時間がたったらたくさん話せるようになったこと。仕事って何なのかさらにわからなくなったこと。でも答え出さなくても今はいいかって思ったこと。そして、ヒントをたくさん得たこと。近づけたかなって思えたこと。自分も考えればこんなに色んな考えが出せるのかって思ったこと。頭いたくなるくらい普段使わないようなところの頭を使ったこと。
- 普段へらへらしながら生きているので、あんなに真剣に人と話すことはそうそうなくて新鮮だった。むしろ怖いぐらいだった。一生懸命聞いてくれるから、一生懸命話さないと!っていう気持ち。話す自分と聞いてくれている相手は、同じような長さの時間を生きていても、出身も感じ方も感じてきたことも全然違う。
他人だから話すことはなかなか難しい、けど面白い。別に相手を自分の意見と同じにするのが目的ではないし、自分も考えながら探り探り話しているので、意見がしっかりしているわけでもない。それでも自分の頭の中にないことは自分の口から出ることはないから、だらだら喋っていても、全部自分の言葉なんだと思った。結局、目に見える範囲でしか世界を見ていなかった私が思ったのは、自分の価値観を広げるには他人の価値観に触れるしかないんだということ、そしてそのためには、伝わらなくてもいいから伝えようとすることが大事なんだということでしょうか。他人の目でものを見ることはできないから、何を思っても想像にしかならないけど自分にとってどうなのか、他人にとってどうなのか、私は今何を考えているのかをいつも問いかけていたいと思えた。
- 皆、「仕事」とか、「個人」とか、あるいは哲学的なことを考えているのに、そうしたことがなかなか表に出てこない。皆でそうした考えを共有することが出来れば、自分の考えをより深めることが出来るのだから、このような場所を後の世代まで続けてほしいと思う。
- うまく話すのも、書くのも苦手だった。今の私は、それが得意になれて、自信が持てるようになった。帰ってさっそく、何人かの友達に仕事の学校について話したら、「私も行きたかった」と言う友達が多かった。自分の周りにいる友達を22人集めて、5泊6日の仕事の学校に参加したとしても、なんか違う・・・。年齢も違って、育った環境も違って、全国の色々な所から集まった、この22人だからこそいいんだって感じた。色々な人に自慢してしまうくらい、良い5泊6日を過ごせた。
- 仕事の学校に来る前は、自分になんとなく過信していた部分っていうのがたくさんあって、大人ぶりたい私みたいのが心の真ん中に、どかっと座っていた。でもここに来て、やったことないぐらい書いたし、しゃべったし、聴いたし、感じた。それを繰り返した事で真ん中に偉そうにしていた過信が、すみっこの小さい所に席を移していったというか。良い具合に落ち着いた。それからは驚くほど世界が広がって。私は今まで半目で生きて来たのかと思った。尊敬する人の話がすべてじゃない。たくさんの人が「正しい」って言うから正しいんじゃない。心のどっかでは少し分かった気になって放っておいていたけど、今回のキッカケで身を持って実感できた。
私はこれからなりたい自分になる。その過程で、たとえつまづいても、どっかで全部つながる。そう信じて前に進みます!!"仕事と自分"、これもわかりきってないから、完全にわかる日が来るとも言えないけど、最後の最後まで考えて付き合って行ってやりますよ。
- 自分が大きく変わったのか、少しでも変わったのか、正直よくわからないけど、何回かまた思い出して、感じたこととか学んだこととか再び感じて、今後の自分にプラスになるようにしていきたい。参加して本当に良かった。自分が生きていく中でこんなことに注意していこうと思う事項がたくさんできた。仕事に関して知っていることが増えたし、興味もさらに沸いた。
Q) 仕事体験はどうでしたか
- 働いている人たちの輝いている姿がとても印象的だった。自分も、自分に素直に目標にむかってがんばっていきたいと思った。
- 自分の「世界観」が変わった or 広がったような気がする。一般的な「仕事」のイメージを「破壊」してしまったように思う。
- 自分が今、商業科として学んでいることが職場で生かされているのを実際に見て、やらないとな、と思った。皆さんが、今の仕事に誇りを持って取り組んでいたように思う。
- 2日間行って、1人では絶対に何も成り立たない、チームワークは大事だと思った。優しさも、厳しさも大事だと、仕事をしている人などを見ながら思った。
- お金をかせぐだけではなくて、仕事の意味というのがわかってきたような気がして、価値観が変わってきた。
- 仕事は大変なこともあるけれど、楽しいことの方が多いそうです。だからこそ、仕事はずっと続けられるのだと実感しました。
- 普段のバイトもやったことのない私ができるのか正直不安だったが、店員の方と接したり、実際に仕事をやってみる中で新しい自分に会えたというか...。生きていく中でどんな出来事もムダなんて物は無い、そう思えた。
- スタッフの人がどんな場面でどのようなことを注意するのかや、わかりやすく伝えるためにどんな工夫をして話をするのかなど、注意深く見ていると様々なことに気付くことができた。
- 「仕事」について学びに行った仕事の学校で、一番具体的に仕事について学んだと思う。一生できないかもしれない体験をして、会社について知って、この会社に体験に行けて良かったなぁと思う。楽しかったし、あたたかかった。会社ってこういうところなんだなと思った。
Q) スタッフの対応はどうでしたか?
- 聞き返してくれることは私たちが考えを深めることができ、より自分の考えていることがよくわかった。
- 僕達の意見に対して、何か意見を述べるようなことをせず、逆にそれを深めるような手助けがあったことは非常に良いと思う。
- 今まで様々な合宿や林間学校、ボーイスカウトなど数多くの宿泊型プログラムを体験した経験があるが、今までにないまったく新しい形式で新鮮味があった。スタッフの方々の素性も三分間スピーチのみでしか知れず、印象がつかみづらく、至って自然体の様に見える所が、「仕事の学校」のスタッフの第一印象だ。この素性がつかみづらく、自然体で子供(高校生)に接するというのが、「仕事の学校」の良い所の1つかもしれない。よくこの様な宿泊型体験学習プログラムのスタッフにありがちなのは、普段教育現場にいないが為に、子供に接しただけで興奮したり、下手に気をつかって、無理矢理話題を提供する、自分のことをベラベラ喋るなどのパターンが多く見られるが、この度はまったくそのようなことは伺えず、「社会」を「仕事の学校」の中でスタッフの方々が再現した様な感じもする。社会的経験が深い(深そう?)な方ばかりだったからなのかもしれない。「仕事の学校」スタッフ陣営がどの様な形で形成されたのかは、やはり今、私の中では謎に包まれている。
- 自分が今まで会った事の無い、本当にビックリさせられる方々ばかりだった。とても良い意味での無視具合というか!(無視は言いすぎですね)家族以外でこんなに安心してしゃべれたのはたぶん初めてなぐらい素敵な方だらけだった。
- 人見知りな私も、自分から話しかけることができたし、むこうから話しかけてもらえて、色々話せて、おもしろかったし、こんなステキな大人がいるんだなと思った。
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2008年(第2回)
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