仕事観。私が誰かに何かをする時に、大切にしたいこと。仕事の学校は、対話を通じて1人ひとりの仕事観を吟味していく時間と場です。

保護者の声

Q) 「仕事の学校」から帰ってきた後、お子様とどのような会話をされましたか?

  • 何事も多くの人の手を介して、成り立っていること。仕事を行うことは楽なことではなく、大変であるが、何の為に、だれの為にひとの為にそして自分の為に行うので責任が重い。一方やりがいがあるものであるということ。
  • 話したいことがありすぎると、待ちきれない様子で、顔を見た途端1日目から順を追って思い出しながら説明してくれました。仕事の学校の目的、仕事体験先の担当者のお話、仕事の内容、スタッフの方達の魅力、仕事の向こう側にあること、人としての生き方・・・などを話してくれました。
  • 満足そうな表情で帰宅した娘に私からいろいろと質問すると、「順を追って話すから待って」と、初日からの出来事を事細かく2時間程かけて話しておりました。私が特に印象的だったのは、参加前に「自分の希望しているイメージの職場ではない」とブツブツ言っていた職場体験についてです。実際に訪問してみると、職員の方1人1人がご自分の得意分野を生かして働いていらっしゃる姿やその技術に驚き、2回目の訪問では、職員の方々が生き生きと笑顔で働いていらっしゃることに改めて気付いたそうです。「アイディアを形にする仕事」で、「夢」がある、と感じたと話してくれました。これからも、企業のイメージや規模や知名度にとらわれず、視野を広げていってほしいと思います。
  • スケッチブックに書かれたメモなど見せられて色々と話してくれました。「夏休みのいい思い出になったね」と申しましたら、「そうじゃなくて、一生の思い出になったよ」と返されました。
  • ふだんあまり親とは話さない息子が、迎えの車中からせきをきったように話をしだしたので驚きました。「今までの自分が、17年間しゃべってきたのと一生かけて話するのと同じくらい差があった。(?)」と言ってました。つまり今までの自分の一生分しゃべってきたよということでしょうか。じっくり話をすることが多かったと話してくれました。「自分を見つめる良い機会になった。」とも話してくれました。又まわりの人に自分が何をしてあげるかを考えた、そうです。自分が考えたのは「元気」なのだと言っていました。
  • 日常では、同じ地域から集まった友人と学校の先生方に囲まれて過ごしていたのが、今回の合宿で全国から集まった同世代の人達と先生方以外の大人とのかかわりを深く持つことができ、たくさんの刺激をもらえて有意義だったと語っていました。答えのない話し合いにたくさんの時間をかける経験を初めて味わい、色々な物に対しての考え方が今までと少し変わってきたような気がするとも言っていたのが印象的でした。

Q) 参加後、お子様にどのような変化がありましたか?

  • 今回の機会にて、友人を得たこと。学友以外に異なる感性の友、共感できる友と2人以上出会え、交友を以後も持てることは、大いに価値ある時間を得たのだろうと思われる。
  • 自分のまわりで行われている仕事・・・今まで無意識だったことに"気づき"が生まれてきているようです。いつも行くコンビニの店員さん、本屋の店員さん・・・etc お金をもらって働いているというだけでなく、そのもっと奥にあるものを意識できるようになりはじめてきたように思えます。
  • 書くこと、感想文などが、小さい頃苦手な息子でした。私がアンケート用紙を見つめて何を書こうか考えていたら息子が、どう書こうかって悩んでるんでしょ?と言われ、書く事について話してくれました。小さな事かもしれませんが、すごく成長を感じました。
  • 普段から自分の考えや思っていることを話す娘でしたので、それが更に増えてきました。これまで、家族や学校の友達以外の方とじっくり話す機会がなかったので、世界が広がり、特に立派な大人の方々と、たくさんお話させていただいたようで、人見知りだと思っていた自分を少し打破できたと思ったところは、大変嬉しく思っています。
  • 人前で意見を言うことが苦手だった彼女が今回の体験後、早く学校に行って人前で自分の意見を言ってみたいなあ・・・と言った事には驚きました。5泊6日の体験のすべてが鮮烈で彼女の全身に刻み込まれたようです。以前に比べ、実のある会話が出来るようになりました。親にとっても嬉しい刺激です。
  • 自分が体験した経験談を親しい学校の友人に話しているようです。以前は進んで活動することに対して前向きではなかった一面が娘にはあったと思います。しかし、何か行動する時に我々に説明してくれたり、理由を明確にする表現力が身についたように思います。自分ですることに自信を持ってやれる、たまに「私は大人になった」と言うほど、子供だと思っていた娘が一皮剥けたように感じます。今まで単調な「ハイ」「イイエ」のような会話をする時もありましたが、親子の会話、特に父と娘の会話は増えたと思います。
  • 表情が明るくなりました。以前より家族と同じ空間にいることが多くなりました。(一人で部屋に閉じ篭っている事が多かったのですが・・・。)以前より父親の質問に素直に答えていて、また話もしている感じです。いろんな人の考え(方)を聞くことができて良かったと言っていました。話を聞こうという姿勢もできてきたようです。

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