仕事観。私が誰かに何かをする時に、大切にしたいこと。仕事の学校は、対話を通じて1人ひとりの仕事観を吟味していく時間と場です。
3人の講師の講演の日。中学校卒業後、一貫して家具の制作に携わる長原實さん、いくつかの職場で活躍するものの、すべて「異文化交流」という場で仕事を続ける宮城香織さん、自らの仕事は、「つくる/教える/書く」の三種類と説明し、「自分の仕事をつくる」という著書もある西村佳哲さん。参加者は、三人三様の仕事観に触れつつも、三人の中にある共通点を感じ取る。西村さんの講演では、2時間以上のワークショップも体験。自分自身の考えを話し、書き、フィードバックをもらうという強烈な体験もした。前日に仕事体験をしている分、講師の皆さんの話が、自分の体験と関係づけて聞けたようだった。
夕食後、ワークショップ「なんのために仕事をするのか?(Ⅱ)」。翌日の仕事体験の準備。各班でディスカッションをし、仕事体験先で必ず確認することを3つずつ決める。ディスカッション後に班毎に発表を行ったが、前日の夜の発表とは見違えるくらいに堂々とした発表。おそらく、昼間の西村さんのワークショップの効果。
このような「確認すること」を、単なるインタビューで終わらせないために、以下のようなフォーマットで各自がまとめることとした。
21時45分、プログラム終了。