仕事観。私が誰かに何かをする時に、大切にしたいこと。仕事の学校は、対話を通じて1人ひとりの仕事観を吟味していく時間と場です。
朝からジリジリとした日差し。
5日間で一番気温が高くなりそうです。
今日の午前中は、3人ずつに分かれて、セミナーハウスの調理と清掃の仕事体験です。
今日の仕事体験のテーマの漢字。
調理チーム
清掃チーム
並べると
仕事体験、開始です。
体験を受け入れてくださる担当の職員さんとの顔合わせ。
みな、緊張の面持ちです。
清掃の仕事。
まずは、共同のシャワー室とトイレの清掃です。
続いて、部屋の清掃。
高校生たちが掃除機をかけている間に、他のところもどんどんきれいになっていきます。
調理の仕事。といっても、調理場の仕事ではありません。
食事をするフロアのモップ掛け。
その後、いすを下げる。
この後、机の上をふき、テーブルごとの塩コショウの確認、
皿の拭きあげをおこないました。
今朝一人ひとりが決めた、仕事体験のテーマ。
体験の中で、試せたでしょうか。
仕事体験が終わりました。
緊張もあってか、さすがに疲れたようです。
昼休みを長めにして、お昼寝の時間をつくりました。
すっきりとした頭で、午後のスタート。
「仕事をするっていうことは...」をテーマに、1対1で対話します。
Aさんが、「仕事をするっていうことは...」と話し出します。
終わったら、Bさんは、それに対してフィードバックします。
次に、Bさんが「仕事をするっていうことは...」と話します。
終わったら、Aさんがフィードバックします。
あっという間に3時間が過ぎましたが、まだ終わらず...。
時間切れで全員と1対1で話すことはできず。
でも、なんだか「話しきったぁ」という満足気な表情でした。
5日前に出会った人と、こんなにじっくり「仕事」について対話するなんて、想像もしていなかったことでしょう。
1人ひとりが「仕事」を語ることで、自分自身を感じています。
最終日の夜です。
とても静かに時間が流れています。
1人ひとりがじっくりと「仕事」を確かめています。
この5日間で観察したこと、体験したこと、試してみたこと、話したこと、聴いたこと、思ったこと。
そんなことを真っ白な絵本ノートに、ゆっくりと丁寧に表現しています。
いい表情、いい時間です。