今日は、3名の方の講演とワークショップがありました。
まず、お一人目は㈱カンディハウスの創業者であり、会長の長原實さんです。
家具職人として働き始め、東京への上京、そしてドイツでの仕事が原体験となり、地元北海道の木を使った家具作りをなさっています。
「未知を拓けば、道は開ける」「先に金を考えてはダメだよ」「信念はマジック」といったお言葉が印象的でした。
お二人目の宮城香織さんは、沖縄サミット、日韓ワールドカップ、愛・地球博といったプロジェクトの企画運営に携わってこられた方です。仕事の場こそ違いますが、宮城さんには「人に夢・希望を与えたい」という柱がありました。柱を形にし、人とのつながりを大事にしている宮城さんは、自分のもとに仕事をひきつけているように感じられました。
講演終了後も参加者たちが宮城さんのもとにやってきました。
三人目は「自分の仕事をつくる」の著者の西村佳哲さんです。
デザインされたワークショップは、参加者ばかりでなく実行委員や見学者もみんな引き込まれました。
「仕事を選ぶ」から「仕事をつくる」に変えよう、というコンセプトのもとに、ワークショップでは「どんなxxxになりたいか」を考えました。
3人の方の講演時間を合計すると七時間にも及ぶものでしたが、子どもたちの目がとても印象的でした。
今日の3名のゲストは、形として表れるものは家具・イベント・時計と異なりますが、西村さんの言葉を借りると、自分の思いを形にすることにおいて「矛盾のない」「こんなものでいいやがない」、本物の仕事をされている点で共通していたように思います。
仕事の学校も折り返し地点を越えました。私も仕事の学校スタッフとして、ブログ・写真において本物の仕事をしていきます。
(大学生スタッフ・元)