なぜ仕事をするのだろうか。なんのために仕事をするのだろうか。仕事をするというのはどういうことだろうか。この夏、あなたの先生は仕事です。
事務局からのお知らせ
- 07.12.19
- 第一回仕事の学校 報告書が完成しました
- 07.08.29
- メーリングリストとDVD
- 07.08.12
- 皆さん、ありがとうございました
- 07.08.11
- 17の「仕事観」を抱えて、卒業。
代表からのメッセージ
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「将来の夢は何?」と、大人は子どもに向けて幾度となく投げかけている。そして子どもたちは当然のように、「職業」の名前を答える。大人もそれを期待している。「そう、○○になりたいんだ。じゃあ、○○になるためには、どういう知識や技術が必要かな? それを身に着けるためにはどうしたらいいのかな?」
夢を職業につなげ、その職業に就くための知識と技術を習得する方法を調べさせ、進路選択という名の学校選び、会社選びをさせる。いろいろな職業が紹介されている本を手にし、カタログショッピングのように職業を選択する。
職業に自分を合わせる、あてはめていくようなキャリア教育。もう、そういうのは、おしまいにしませんか?
私が、この「仕事の学校」を企画するきっかけとなった一文があります。
この世界は一人一人の小さな「仕事」の累積なのだから、世界が変わる方法はどこか余所ではなく、じつは一人一人の手元にある。
― 西村佳哲(2003)『自分の仕事をつくる』 晶文社私たち一人一人の「仕事」が、この世界をつくっているならば、どのように仕事をしていくのか、これをもっと深く私自身も掘り下げ、そして行動していきたい。その思いに共感してくれた仲間と共に、「仕事の学校」を今夏、開催します。
「仕事の学校」は、自分自身の仕事観をつくる「場」と「時間」を提供します。そのために次の2つのことに対して、繰り返し自分自身の回答を出していきます。まずは、2050年の自分と社会を描くこと。2050年、今から43年後、高校生は60歳前後になります。そして、夢と仕事と社会と自分、この4つの関係性を描くこと。この2つに対する回答を試行錯誤するために、5泊6日で3つの方法で学んでいきます。まずは、自分一人で回答を出し、グループや全体で共有し、刺激し、学びあいます。2つ目の方法は、実際に仕事をしている人の仕事観を聞き、自分自身の回答と照らし合わせます。そして3つ目として、「仕事体験」を通じて、頭で考えたことと体で感じたことを関係づけます。
参加する高校生の皆さんにとって、そして関わる私たち大人にとっても、忘れられない夏の経験になるはずです。皆さんの参加、お待ちしています。
仕事の学校実行委員会 実行委員長
本城愼之介
仕事インタビュー
- 07/07/12宇佐見 千絵さん
- 「お客様あっての接客だから、そこまで見て、考えていく」
- 07/07/03
白原 真菜美さん - 「好きなラグビーを仕事にしています」
- 07/06/19
森井 泰博さん - 「命に携わる仕事、させてもらってます」
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8月4日(土)現在